歩きながら、並べる。
砂漠の中、乾いた空を
一人歩いていた
何も持たず
一人歩いていた
期待とか責任とか
背負うことなく歩いてきた
そこで見えた世界はもう
コトやモノじゃなく
ただ風の音が
囁く風の音が
心の中に聞こえる
その鼓動が
振り返ると何も見えない
コトやモノ 想いだけ
寂しく景色映る
瞳の奥の中で
今、何ができる
僕にできるものは何もないけども
それでも
浮かぶ言の葉を拾い搔き集めて
ただ君を感じて並べるだけ
優しかった頃の
景色を語るように
遊んでいたカルタのように
それでは、また!!