2020-06-05 朝の話 何かが聞こえた。 叫んでいたのか、 話しかけていたのか、 囁いていたのか、 何だったのかは分からなかったけれども。 何度も何度も同じような繰り返しの中で 気が付けばいつでも、何でも、何度でも朝になっていた。 いや、まだ朝ではない。 まだ、暗闇の影が薄れていく、 鳥の鳴き声、猫の鳴き声が聞こえてくる そんな時間帯、ひとときでしかない。 いつだって、優しい声、優しかった声が聞こえてくる。 そんな朝の中で。 それでは、また!!